選手村ベッド やっぱり狭かった?柔道ウルフ「寝返りで…」

[ 2021年8月17日 12:45 ]

千葉県庁に熊谷俊人知事(右)を表敬訪問したウルフ・アロン
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 東京五輪の柔道男子100キロ級で金メダルを獲得したウルフ・アロン(25=了徳寺大職)が17日、千葉県庁で熊谷俊人知事(43)、信田光保県議会議長(58)を表敬訪問。個人戦での金メダル、男女混合団体戦での銀メダル獲得を報告し、所属の了徳寺大学が所在する同県への謝意を述べた。

 五輪閉幕後は連日のようにテレビ出演や表敬訪問をこなすウルフは、本業の実力もさることながら、トーク力も柔道界随一。同知事から大会後の“ご褒美”について尋ねられると「ご褒美はちょっとどころじゃない。抑えていた分の肉や魚を食べた」と応じ、他の出席者の笑いを誘った。

 エンジンが掛かったのか、その後に訪問した同県議会議長との会話で選手村に話が及ぶと「ベッドの幅がちょっと…。広すぎると悪いことをするので…」と何かと話題になった段ボール製で幅90センチのベッドについて言及。「階級によってだが、(体が)大きいと寝返りで落ちそうだった。(フランスで100キロ超級銅メダルの)リネール選手は膝が曲がっていたと思う」と慮った。

 子供たちへのエールを求められると一転、「様々なことにチャレンジしてほしい。そうすることで可能性の幅が広がる」と心に響く言葉を残したウルフ。今後もしばらくはテレビ番組などの出演で予定ぎっしりだといい、金メダリストらしいオフを満喫している様子だった。

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2021年8月17日のニュース