笹生68締め!全英女子OPに弾み リンクス攻略へ「凄い選手と回れて勉強になった」

[ 2021年8月17日 05:30 ]

米女子ゴルフツアー スコットランド・オープン最終日 ( 2021年8月15日    英国リーベン ダンバーニー・リンクス=6584ヤード、パー72 )

笹生優花
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 笹生優花(20=ICTSI)は7バーディー、3ボギーの68で回り通算7アンダーの15位で終えた。次戦は19日に開幕する今季最後のメジャー、AIG全英女子オープン(カーヌスティ・リンクス=6850ヤード、パー72)に臨む。首位タイから64をマークしたライアン・オトゥール(米国)が通算17アンダーに伸ばし、34歳でツアー初優勝を果たした。

 最終日は韓国の李晶恩(イジョンウン)、金阿林(キムアリム)との3人全員が全米女子オープン覇者による組み合わせ。笹生は68と伸ばし、4日間の戦いを終えて「凄い選手と回れて勉強になったし、本当に楽しかった」と明るい表情を浮かべた。

 優勝争いには絡めなかったが、同じスコットランドのリンクスで開催される次戦に向けて貴重な1週間になった。不規則に吹きつける風に対応すべく、低い球を打つための2Iを投入。自身1度しか経験のないリンクスでプレーをして「風が吹いたり、吹かなかったり。計画が立てられないゴルフ。一打一打、その時に考える戦略だった」と攻略へのヒントも得た。

 全米女子オープンに続く、メジャー2冠への期待も懸かる。「楽しんで勉強しながら、良いゴルフができたら」と先を見据えた。

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2021年8月17日のニュース