飛び込み界の“レジェンド”寺内健 現役続行を明言 来年、福岡で世界選手権「パフォーマンスしたい」

[ 2021年8月14日 12:07 ]

飛び込みの寺内健
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 飛び込み東京五輪日本代表の寺内健(41=ミキハウス)が現役続行を明言した。14日に大阪府内で開催されたイベントに出演後に取材に対応。今後について「来年、世界選手権がまた福岡に帰ってくる。そこでパフォーマンスしたい気持ちはある。まずは今シーズンの締めくくりとして国体、日本選手権に出たい」と語った。来年5月に開催される世界選手権福岡大会の出場を視野に入れ、9月25日開幕の三重国体、10月9、10日の日本選手権に出場する。

 東京五輪が夏季五輪の日本人最多タイ6度目の出場となったレジェンド。23年パリ五輪については「次の五輪が4年後だと長く感じるが、3年後は短く感じる。目の前の戦いをクリアしていくことを積み重ねないと、3年後は語ってはいけない」と心境を明かした。

 96年のアトランタ五輪に15歳で初出場。08年北京五輪後に一度現役を引退して復帰している。東京五輪は坂井丞(28=ミキハウス)とペアを組んだシンクロ板飛び込みが5位、板飛び込みが12位だった。01年世界選手権福岡大会にも出場しており、当面は21年ぶりの福岡が目標となる。

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2021年8月14日のニュース