銀メダルの女子バスケ 金と同じ報酬金1人500万円に 300万円プラスで“満額回答”

[ 2021年8月14日 05:30 ]

銀メダルを手に笑顔を見せる日本代表
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 日本バスケットボール協会(JBA)は13日、東京五輪で初の銀メダルを獲得した女子の日本代表12選手に、金メダルと同額の1人500万円の報奨金を与えると発表した。銀メダルでは1人300万円としている規定額に、特別報奨金として200万円を追加した。

 12日にオンラインで開いた理事会で決定。三屋裕子会長(63)は「日本バスケットボール界にとって金メダル級の快挙。今回のチームはスーパースターこそいませんでしたが、まさにチーム一丸となったスーパーチームでした」と異例の大盤振る舞いとなった理由を説明した。

 選手12人に500万円、チームスタッフ11人とリハビリを担当したスポーツパフォーマンス部の佐藤晃一部会長(50)に200万円を贈呈する。JBAの報奨金規定では金500万円、銀300万円、銅100万円、4位50万円で、チームスタッフは大会ごとに議論して決めることになっている。

 チームを率いたトム・ホーバス監督(54)は契約時の成功報酬に従い、別途授与するが、金額は非公表。三屋会長は「選手・スタッフに対する敬意を、少しでも形にできたことを、心よりうれしく思います」。金にはあと一歩届かなかったため「499万円」という案も浮上していたが、金と同額の“満額回答”で歴史的快挙を称えた。

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2021年8月14日のニュース