銀メダルの女子バスケ 選手12人に500万円贈呈 金メダルと同額

[ 2021年8月13日 12:56 ]

銀メダルを手に笑顔を見せる日本代表
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 日本バスケットボール協会(JBA)が13日、東京五輪で銀メダルを獲得した女子日本代表の報奨金を発表した。選手12人に500万円、チームスタッフ11人とリハビリを担当したスポーツパフォーマンス部の佐藤晃一部会長(50)に200万円を贈呈する。12日の理事会で承認された。トム・ホーバス監督(54)は契約時の成功報酬に従い、別途授与するが、金額は非公表。JBAの報奨金規定では金500万円、銀300万円、銅100万円、4位50万円で、チームスタッフは大会ごとに議論して決めることになっている。選手は特別報奨金200万円が上乗せされ、金メダルと同額となった。

 三屋裕子会長(63)は「日本バスケットボール界としてオリンピック初の銀メダルを獲得した女子日本代表チームに対する報奨金について理事会にお諮りした結果、日本バスケットボール界にとって“金メダル”級の快挙であったことについてご賛同をいただき、特別報奨金を含む、上記報奨金の授与が決定いたしました。選手・スタッフに対する敬意を、少しでも形にできたことを、心より嬉しく思います。ホーバス監督が評したように、今回のチームはスーパースターこそいませんでしたが、まさにチーム一丸となった結果の“スーパーチーム”でした。バスケットボールをプレーする子どもたちの目標として、またご声援・ご支援くださる多くのステークホルダーの皆様に愛される存在として、女子日本代表チームがますますの活躍を見せてくれることを期待しています」とのコメントを出した。

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2021年8月13日のニュース