東京五輪ロシア代表大使のメドベージェワが来日断念を報告 東京の新型コロナ感染拡大懸念

[ 2021年7月15日 20:10 ]

エフゲニア・メドベージェワ
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 東京五輪のロシア代表大使を務めているフィギュアスケート女子エフゲニア・メドベージェワ(21)が15日、自身のインスタグラムを更新し、日本訪問を取りやめたことを報告。ロシア語と日本語で「こう言った決定は簡単ではありませんでした。私は最後の最後までロシアのチームと一緒に東京にいることができると心から望んでいました」としながらも「新型コロナウイルス感染症 パンデミックに関する一般的な懸念を理解し、そのいった決定をしました」とした。

 ロシアの五輪委員会は14日「東京の新型コロナウイルスの深刻な感染状況」のため、メドベージェワの派遣を取りやめ、リモートでサポートすることを発表していた。

 メドベージェワは「オリンピック大会における大使としての私の役割は、選手たちを個人的にサポートし、選手村での式典に参加し、仲間たちのオリンピック選手とコミュニケーションをとることです。しかし今、私たち一人一人の健康に気を配り、オリンピック大会でのアスリートと他の人との接触を最小限に抑えるには、最大の責任が必要です」と説明。「私はロシアの選手たちを心から応援しますし、日本がどんな状況でも成功するオリンピック大会を開催してくれることを願っています。そして、将来、ロシアのチームのアンバサダーとしてオリンピック大会に行く機会があることを心から願っています」と記した。

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