室伏広治長官、五輪選手にエール「全力でやってもらいたい」体調は「元気にやっている」

[ 2021年7月15日 14:08 ]

15日に取材に応じたスポーツ庁の室伏広治長官
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 スポーツ庁の室伏広治長官が15日、取材に応じた。

 新型コロナウイルスの緊急事態宣言下での開催となる東京五輪の開幕まで8日。大半の会場で無観客開催となったことについて、「仕方がないと受け止めている」と話した。

 同長官は陸上男子ハンマー投げで04年アテネ金、12年ロンドン銅メダル。「選手、関係者の方は苦労されながらよくここまでやってきた。出る方は十分、力を発揮してもらいたい」とし、「こういう中でどんな結果であろうと自分自身が納得するのが大事。勝っても負けても精いっぱいやったと感じてもらえるよう、全力でやってもらいたい」とエールを送った。

 4月には一部報道で「悪性脳リンパ腫」で闘病していると報じられた。自身の体調について「個人的なことなのでコメントは控えさせていただきたい」とした上で、「仕事に支障はないようにしていますし、元気でやっているので応援していただければ」と続けた。

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