バレー男子日本代表、開幕3連勝!ロシアにフルセット逆転勝利 大竹が25得点「1点を確実に」

[ 2021年5月31日 05:31 ]

バレーボール ネーションズリーグ   日本3―2ロシア ( 2021年5月30日    イタリア・リミニ )

 男子1次リーグ第3戦が行われ、世界ランキング6位の日本は、大会2連覇中で同4位のロシアを3―2と逆転で撃破し、開幕3連勝を飾った。今大会初出場となったオポジットの大竹壱青(25=パナソニック)が両チーム最多25得点をマーク。「(チーム全体として)ディフェンス面での、つなぎが光っていた。そこから攻撃が単調にならず、みんなからカバーをもらって決める日本らしいバレーができた」と笑顔を見せた。

 強豪との激戦を制した。第1セットをジュースの末、28―26で先取。第2セットを26―28、第3セットを20―25で落としたが、第4セットを25―21で奪った。最終第5セットもジュースまでもつれたが16―14で奪取。執念で勝利をもぎとった。

 大竹は開幕から2試合は出場登録メンバーの14人から外れ、ベンチ入りしていなかった。第3戦からの出場という難しい調整が強いられた中での大暴れ。「まず、1点。まず1点。1点を確実に取っていくぞって気持ちで戦った」。東京五輪代表12人の選考に向けた生き残りへ、最高のアピールをしてみせた。

 これで日本は男女ともに、開幕3連勝。今夏の本番へ向けて、最高のスタートを決めている。今大会は東京五輪前に行われる最後の国際大会で、男子日本代表の次戦は6月3日にセルビアと対戦予定。16チームで1回総当たりの1次リーグを実施しており、上位4チームが決勝大会に進む。

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2021年5月31日のニュース