渋野 米ツアー自己最小64で16位に急浮上「自分のやるべきことをやり切れた気がする」

[ 2021年5月24日 05:30 ]

米女子ゴルフツアー ピュアシルク選手権第3日 ( 2021年5月22日    バージニア州 キングズミル・リゾート=6588ヤード、パー71 )

第3R、15番でチップインイーグルを決め喜ぶ渋野(共同) 
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 68位から出た渋野日向子(22=サントリー)は1イーグル、7バーディー、2ボギーの64と伸ばし、通算4アンダーで16位に浮上した。トップと6打差。モリヤ・ジュタヌガーン(26=タイ)らが通算10アンダーで首位に並んだ。

  渋野が米ツアー自己最少の64をマークして急浮上した。「自分のやるべきことをやり切れた気がする」と笑みがはじけた。

 ショットの距離感がさえ、予選で苦しんだパットが次々と決まる。9番は第2打を5Wで3メートルにつけ、前半で5つ目のバーディー。パー5の15番はピンまで227ヤードを3Wでグリーン手前へ。残り20ヤードからチップインイーグルを奪った。

 予選通過の重圧から解放され、自分のゴルフに集中できたことが奏功。試行錯誤しているスイングにも「自分の思うようなショットを打てる回数が多かった」と手応えを得た。

 全米女子オープン(6月3日開幕、カリフォルニア州)へ向け大事な実戦の場で、来季の米ツアー出場権獲得へ少しでも上位を目指す。「いい位置で戦えるのは凄く気持ち的にいい。楽しみ」と期待した。

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