橋本聖子会長「日本全国に希望をつなぐ聖火リレーを実現したい」 コロナ対策を発表

[ 2021年2月25日 12:57 ]

聖火リレーのメディア説明会であいさつする東京五輪・パラリンピック組織委員会の橋本聖子会長
Photo By 代表撮影

 東京五輪・パラリンピック組織委員は25日、1カ月後の3月25日に福島・Jヴィレッジをスタートする五輪聖火リレーでの新型コロナウイルス感染症対策についてオンラインで説明会を開催。冒頭では橋本聖子会長が「3月25日、いよいよ聖火リレーがスタートします。今年の東京2020大会に向けて、日本全国47都道府県をつなぐ聖火リレーは新型コロナウイルス感染症対策を万全に、安全最優先で進めていくことが大変重要と考えております」とあいさつした。

 この日は、組織委の担当者が具体的な感染対策を発表。特に沿道での密集回避を重視し、「インターネットのライブ中継視聴」を推奨した。また、「居住する都道府県以外での観覧を控える」ように促し、人が集まりやすい著名人ランナーについては入場制限が可能な競技場など「密集対策ができる場所」での走行を予定している。

 橋本会長は「各都道府県において感染状況等が異なり、それぞれの事情を抱えられている中できめ細かな対応が重要」としたうえで、「各都道府県、市区町村、パートナーの皆様方のご理解とご納得をいただきながらオリンピック聖火リレーのコンセプトである『希望の道をつなごう』に沿って日本全国に希望をつなぐ聖火リレーを実現したい」と語った。

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2021年2月25日のニュース