横綱・白鵬は幕内・阿武咲を指名し30番 相撲勘を取り戻す2日間に合同稽古に「来てよかった」

[ 2021年2月25日 15:58 ]

合同稽最終日 阿武咲を攻め込む白鵬
Photo By 代表撮影

 大相撲の関取衆らによる合同稽古が25日、両国国技館の相撲教習所で行われ、24日から参加している横綱・白鵬は幕内・阿武咲を指名し、30番取って20勝10敗だった。前日は若隆景に30戦全勝だったが、阿武咲に一気に持っていかれる場面もあり、「私の相撲勘もまだ鈍っている部分もあるし、出るところで出なかったり、圧力かけるところで圧力かけられなかったり」と苦笑いした。

 初場所直前に新型コロナウイルスに感染して初場所を休場。相撲勘を戻すことを優先して2日間、合計で60番こなした。「出遅れた分を考えて2日間こなした。環境変えて雰囲気を味わったところで、体が自然と温まっているうちに、数番やろうとなった。来て良かったと思う」と充実感をにじませた。

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2021年2月25日のニュース