東京五輪今夏開催に仏国民6割「NO」、ワクチン選手優先も57%反対

[ 2021年2月2日 05:30 ]

国立競技場
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 フランスの民放ラジオRTL(電子版)は1月31日、東京五輪について、フランス国内で実施した最新の世論調査の結果を公表した。予定通り今夏の開催を望むかとの質問には60%が「いいえ」と回答。開催予想については「確実に開催されない」が17%、「恐らく開催されない」が52%で、計69%が悲観的な見方を示した。

 また、国際オリンピック委員会(IOC)が参加選手にワクチン接種を推奨する中、選手に優先的にさせる方針には57%が反対。一方で東京五輪を24年へ再延期し、パリ五輪を当初予定の24年から28年へずらして開催する案には62%の賛成があった。調査は18歳以上の1005人を対象にインターネットで行われ、うち546人がスポーツ愛好家だった。

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2021年2月2日のニュース