ファーマーズインシュアランスOP 松山は53位 好相性の次戦へ「やるべきことをやる」

[ 2021年2月2日 05:30 ]

米男子ゴルフツアー ファーマーズインシュアランス・オープン最終日 ( 2021年1月31日    カリフォルニア州 トーリーパインズGCサウスC=7765ヤード、パー72 )

ファーマーズインシュアランス・オープン最終ラウンド、5番でバンカーショットを放つ松山。通算1オーバーで53位
Photo By ゲッティ=共同

 45位から出た松山英樹(28=LEXUS)は3バーディー、4ボギーの73とスコアを落とし、通算1オーバーの53位で終えた。首位タイから出たパトリック・リード(30=米国)が68で通算14アンダーに伸ばし、約1年ぶりとなる通算9勝目を挙げた。

 2週前のソニー・オープンで1位だったショットの貢献度を示す「ストロークゲインド・ティー・トゥー・グリーン」は今大会61位。初日からショットで苦戦し、松山は「良い感覚は最後までなかった」とこぼした。

 インから出ると第1打が13番で右ラフ、14番で左ラフにつかまり連続ボギー。後半の1番でも第1打を右ラフに入れるなど、スコアを落とした。苦しい展開の中で、8番パー3で第1打をピン上60センチに寄せる好ショットも見せたが「特に良くもなく、悪くもない」。ホールアウト後に前週の調整期間に痛みを感じたという体について問われると、「大丈夫だから試合をやっている」と影響を打ち消した。

 次戦は4日から、16~17年に連覇した好相性のフェニックス・オープン(アリゾナ州)を迎える。「状態が良くないと成績も出ないし、状態を上げていくことが最初の段階。しっかり切り替えて、やるべきことをやって」と表情を引き締めた。

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2021年2月2日のニュース