ハイズマン賞はアラバマ大のデボンテ・スミス WRとしては29年ぶりの受賞

[ 2021年1月6日 11:06 ]

ハイズマン賞を受賞したアラバマ大のWRディボンテ・スミス(AP)
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 全米大学フットボールの年間最優秀選手に与えられるハイズマン賞の選考結果が5日に発表され、アラバマ大のWR兼リターナー、デボンテ・スミス(4年=185センチ、79キロ)が受賞した。

 アラバマ大は11日にオハイオ州立大と全米大学王座決定戦(マイアミ)を行うが、スミスは今季ここまで12試合に出場し(12戦全勝)、105回のレシーブで1641ヤード、20TDをマーク。QB以外の選手がハイズマン賞を受賞したのは2015年のデリック・ヘンリー(アラバマ大RB=現タイタンズ)以来で、WRの受賞は1991年のデズモンド・ハワード(ミシガン大→パッカーズ)以来、29年ぶり史上4人目となった。

 アラバマ大の選手が受賞したのは2009年のマーク・イングラム(現レイブンズ)とヘンリーの両RBを含めて史上3人目。3人連記の投票(昨年12月21日に終了)で、スミスは1位(3点)を447票、2位(2点)を221票、3位(1点)を73票集めて1856点を獲得した。

 次点は来季のドラフトの目玉に挙げられているクレムゾン大のQBトレバー・ローレンス(3年)で1187点(1位票227)。3位はスミスのチームメートでもあるアラバマ大のQBマック・ジョーンズ(3年)で1130点(1位票138)だった。

 なお新型コロナウイルスの影響で、本来ニューヨークで行われる表彰式はリモート形式で実施された。

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