京都成章、急造FB小林がロスタイムにタックル!あわや逆転負けの大ピンチ救う

[ 2021年1月6日 05:30 ]

第100回全国高校ラグビー大会準決勝   京都成章24-21東福岡 ( 2021年1月5日    花園ラグビー場 )

<京都成章・東福岡> 接戦を制して決勝進出を決め、歓喜に沸く京都成章フィフティーン(撮影・大森 寛明)
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 京都成章の急造FBが大ピンチを救った。3点リードの後半ロスタイム。東福岡WTB西端の突破を、小林修が22メートルに侵入されたところで、タッチライン際でタックル。外に出し、ノーサイドの笛が響いた。

 逆転トライを防いだ2年生は「安心と喜びでした」と一息ついた。CTB松沢が前戦で負傷したことで、本職のWTBから「何回かしたくらい」というFBで仕事を果たした。

 後半23分は途中出場のフッカー小池が敵陣22メートル付近で鋭いタックル。バレーボールで高校全国3冠をした姉・杏菜さん(24=日立)を持つ「日本一に縁がある男」が持ち味を発揮した。攻守交代の後、フランカー四宮がトライ。10点差にしたことで勝利に近付いた。自慢の守備力と層の厚さが決勝進出を支えた。

○…アベックVに王手をかけた。女子ラグビー部は10月、7人制の「全国U18女子セブンズ」に初優勝。創部3年、29人で活動している仲間の存在が刺激になっているようで、ロック本橋は「成章で初の花園優勝と、アベック優勝を目指したい」と気合を入れた。

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2021年1月6日のニュース