早大プロップ小林「低さとヒット」でスクラムトライ狙う 11日ラグビー大学選手権決勝

[ 2021年1月6日 22:51 ]

決勝の天理大戦に向け、スクラムでの狙いを語る早大のプロップ小林賢太
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 今月11日に全国大学選手権決勝・天理大戦(東京・国立競技場)を控える早大ラグビー部は6日午後、東京都杉並区の自校グラウンドで約2時間の練習を行った。早大は勝てば2大会連続17度目の大学日本一に。スクラムの鍵を握る右プロップの小林賢太(3年)は「天理大のスクラムに対抗できるように、低さを意識したい」と言葉に力を込めた。

 2日の準決勝・帝京大戦では前半終了間際、スクラムでの反則で認定トライを奪われるなど劣勢に。それでも後半には五分の押し合いに持ち込み、「試合を通して劣勢になっても、次にどう修正していくかを話しながらできた。そこは成長している」と手応えを得た。この日も約1時間を費やし、スクラムを重点的に練習。「重さでは劣るので、補うのために低さとヒットにフォーカスしたい」と話した。

 明大と対戦した昨年度の決勝は45―35と快勝も、特に後半のFW戦は劣勢だった。小林は「昨年も決勝でスクラムトライを取ることを目標にやってきた。今年も変わらずやってきているので、自分たちの目標に向かって準備したい」と気持ちを高ぶらせた。

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2021年1月6日のニュース