Bバレット 年俸高いフランスより日本を選択 サントリー入団会見

[ 2021年1月6日 14:30 ]

サントリー入団会見で、ファーストファージーを土田雅人シニアディレクター(左)から渡され笑顔のボーデン・バレット
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 ラグビーのトップリーグ(TL)サントリーに新加入したニュージーランド代表SO/FBボーデン・バレット(29)が6日、東京都内で入団記者会見に臨み、「サントリーの一員になれて光栄。チームのアグレッシブアタックラグビーが自分に合っていると思うので、開幕が非常に楽しみだ」などと今月1月16日に開幕するシーズンに向け抱負を述べた。サントリーは16日の開幕戦でトヨタ自動車と対戦する。

 ニュージーランド協会とのサバティカル(長期休暇)の取り決めにより、日本でプレーするのは1シーズン限定になる見込み。一方、日本以外にもフランスでプレーする選択肢があったとした上で、「フランスでもチャンスがあったが、日本の印象が良かったので選んだ」と来日を決断した理由を表明。会見に同席した土田雅人シニアディレクター(58)は「(年俸の)金額でいくと、フランスの方が高かったと思う。その意味でもW杯を含め日本での生活(の好印象)が大きかったし、ラグビーの質が落ちないことが大きかったと思う」と補足した。

 バレットは先月初旬に来日し、2週間の待機期間を終えてチーム練習に合流。プレシーズンマッチにも2試合出場し、途中出場した東芝戦ではトライも決めている。開幕戦に向けても「ぜひ先発したい」と意欲。世界最高の司令塔が、いよいよ日本での挑戦をスタートさせる。

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2021年1月6日のニュース