箱根駅伝に挑む個性派ランナー 2連覇狙う青学大の“5年生”竹石、絆深めて雪辱舞台へ
箱根のキーマン(1)
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第97回東京箱根間往復大学駅伝は来年1月2日に往路、3日に復路が、史上初の無観客で行われる。今回は上位校の力が拮抗(きっこう)し、混戦が予想される“戦国駅伝”。その中で優勝をうかがう有力校の個性的なランナーたちを5回にわたって紹介する。第1回は“絆大作戦”を掲げ、2連覇を狙う青学大の竹石尚人(4年)だ。
2連覇を狙う青学大を縁の下で支える“5年生”がいる。23歳の竹石は「1年間充実した練習ができた。今は一番力がある」と雪辱に燃えている。
前回大会でメンバー入りしていたものの直前に左足を負傷。自ら出場を辞退した。当初は今年3月の卒業を期に競技を引退する予定だった。だが、実業団で競技を続けたい思いも強くなっていたため、内定をもらっていた大手生命保険会社に断りを入れ、留年して現役続行することを決断した。
心機一転して迎えた竹石の今シーズンはウイルスとの闘いという想定外の事態に巻き込まれた。21年春の実業団入りを狙っていたが、コロナ禍で参考となる大会や記録会が中止。アピールする機会を失い、実業団入りは断念。春先には故障もして、チームに貢献できず「つらい時期だった」。気持ち的に落ち込んだ竹石を救ったのがチームの“絆”だった。「5年目で故障。チームの力になれなくてマイナスな存在と思っていたが、4年生が受け入れてくれた。環境に救われた。走れることが幸せと考え直す時期だった」と感謝の言葉を口にする。
留年してでも出場したかった5区は特別な区間だ。箱根デビューとなった2年時に5区を担当。足にけいれんを起こしながらも1時間12分49秒の区間5位で往路優勝の東洋大との差を詰めて逆転Vへの布石となった。再び5区に挑んだ3年時には区間13位と大ブレーキ。「いろんな意味で成長できたのが5区。思い入れはとても強い」と話す。
原晋監督が毎日のように試行錯誤を繰り返しているという区間エントリー日の29日まであと2日。山上りだけではなくトラックでも力を磨いてきた竹石は5区、8区を希望している。「任された区間を頑張りたい」と最後の出番を待っている。
▽箱根駅伝の出場資格 関東学生陸上競技連盟の登録者で本大会、予選会出場回数が4回未満の選手に限られる。エントリーした時点で出場とカウントされる。92年までは28歳以下の年齢制限があったが、現在は撤廃されている。
【23歳以上の主な箱根ランナー】
☆大八木弘明(駒大) 実業団を経て、1983年に24歳で経済学部2部に入学。1年で5区、3年で2区の区間賞を獲得。4年時は年齢制限のため出場することができなかった。現駒大監督。
☆中村祐二(山梨学院大) 実業団を経て93年に入学し、23歳で箱根デビューを果たした。3年時は4区で途中棄権。4年時には2区で8人抜きの区間賞でリベンジした。
☆渡辺和也(東京国際大) 17年4月に実業団から社会人入学した。30歳のオールドルーキーとして1年時に7区で区間7位となった。今大会はエントリーから外れた。
☆川瀬宙夢(筑波大) 医学群医学類(5年生)に所属し、24歳で前回大会9区を走り区間14位。規定により2~5年時に予選会を走ったため、前回が最後の箱根駅伝となった。
◆竹石 尚人(たけいし・なおと) 1997年(平9)7月1日生まれ、大分県出身の23歳。中学校から陸上を始め、大分・鶴崎工高から青学大に入学。2年時の全日本大学駅伝で駅伝デビューし、箱根駅伝は大学2、3年と連続で5区を経験した。尊敬する人物は伊能忠敬。自己ベストは5000メートルが14分16秒12、1万メートルは28分50秒63。1メートル74、54キロ。
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