24年パリ五輪でブレイクダンス初採用に喜びの声 半井「率直にすごくうれしい」

[ 2020年12月8日 15:43 ]

半井重幸
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 2024年パリ五輪でブレイクダンスの初採用を受けて8日、今年の全日本選手権男子の部で優勝した半井重幸(18、ダンサーネーム・Shigekix)や、日本ダンススポーツ連盟の石川勝之ブレイクダンス本部長などがコメントを発表した。

 初めてブレイクダンスが実施された18年のユース五輪(ブエノスアイレス)で銅メダルを獲得した半井。今年11月末にオーストラリアで開催された世界最高峰の国際トーナメントでは、史上最年少チャンピオンに輝き、五輪での活躍が期待される。「率直にすごくうれしい。プレイヤーの自分自身として、新たに大きなモチベーションに繋がる目標が増えたこと、またブレイキンが好きな一ひとりの人間として、沢山の方々にブレイキンを知ってもらえる素晴らしい機会ができたことにとてもうれしく思います」とした。

 国内外の大会で優勝経験を持ち、18年ユース五輪では初代監督として日本選手団を率いた石川本部長は「正直、こんなにも早く正式種目になるとは思っておりませんでしたので、内心驚いている部分もございます。2024年までしっかりと強化をしていくとともに、“カルチャー”としてのブレイキンの発展にも尽力していきたいと思っております」とコメントした。

 ブレイクダンスは1970年代の米ニューヨーク発祥とされるヒップホップ文化で、1対1で踊って勝負する採点競技となる。

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2020年12月8日のニュース