貴景勝 綱獲り意欲「戦える体にしておきたい」18日から合同稽古

[ 2020年12月8日 05:30 ]

綱獲りへ意欲を見せる貴景勝(右)
Photo By 代表撮影=共同

 大相撲11月場所で2度目の優勝を果たした大関・貴景勝(24=常盤山部屋)が7日、東京都台東区の同部屋で取材に応じ、初の綱獲りになる初場所(来年1月10日初日、両国国技館)へ「気持ちは1月を向いている。変に考えて自分の力を出し切れないのはもったいない。伸び伸び自分の相撲を取ってやり切れたら」と意欲をにじませた。

 18日からの合同稽古にも参加する予定で、前回は新大関・正代との白熱した稽古を行い本場所の成績につなげた。「一生懸命やることに意味がある。(開始まで)あと10日間。戦える体にしておきたい」。しっかり準備を整えて関取衆との実戦稽古に突入する。

 付け人の王鵬(大嶽部屋)が新十両に昇進。幕内にいる同学年の琴勝峰や豊昇龍に先を越されたが、苦労した分だけ「深みが違う」と声を掛けてきた。「精神的に少しつらい思いをしたら精神的にも強くなれると思う。もう言うことはない」とこれからに期待した。

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