49ersは「準本拠地」のアリゾナで黒星　コロナの影響で急きょ移転もビルズに10点差で苦杯

急きょアリゾナ州グレンデールに本拠を移した49ers（AP）
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　本拠を置いているカリフォルニア州サンタクララ郡が新型コロナウイルスの感染防止対策としてコンタクト・スポーツを禁止にしたため、アリゾナ州グレンデールの「ステートファーム・スタジアム」を急きょ“準本拠地”とした49ersが7日、AFC東地区で首位に立っているビルズと対戦。第1Qに先制したものの、そこから連続17失点を喫して24―34で（前半7―17）で敗れた。

　昨季のスーパーボウルに出場した49ersは、5勝6敗でNFC西地区の最下位（4位）。エースQBジミー・ガロッポロ（29）が足首の故障で戦列を離れており、ここ5戦で4敗目を喫した。

　ビルズは9勝3敗で、AFC東地区2位のドルフィンズ（8勝4敗）に1ゲーム差をつけた形。49ers戦では3季目のQBジョシュ・アレン（24）が40回中32回のパスを通して375ヤードと4TDをマークし、173センチのWRコール・ビーズリー（31）が9回のレシーブで自己最多の130ヤード（1TD）を稼いで勝利に貢献した。

　「ステートファーム・スタジアム」では前日に地元のカージナルスがラムズと試合を行ったが28―38で敗れており、2日連続で“ホームチーム”が黒星。49ersは13日のワシントン・フットボールチーム戦もグレンデールでホーム扱いのゲームを行うことになっている。

　なお第13週最後の試合は8日に行われることになっており、新型コロナウイルスへの感染者が続出したレイブンズが地元ボルティモア（メリーランド州）でカウボーイズと対戦する。

　＜第13週の結果＞

　▼6日
セインツ（10勝2敗）21―16＊ファルコンズ（4勝8敗）
ライオンズ（5勝7敗）34―30＊ベアーズ（5勝7敗）
ブラウンズ（9勝3敗）41―35＊タイタンズ（8勝4敗）
＊ドルフィンズ（8勝4敗）19―7ベンガルズ（2勝1分け9敗）
＊バイキングス（6勝6敗）27―24ジャガーズ（1勝11敗）
レイダース（7勝5敗）31―28＊ジェッツ（12敗）
コルツ（8勝4敗）26―20＊テキサンズ（4勝8敗）
ラムズ（8勝4敗）38―28＊カージナルス
ジャイアンツ（5勝7敗）17―12＊シーホークス（8勝4敗）
＊パッカーズ（9勝3敗）30―16イーグルス（3勝1分け8敗）
ペイトリオッツ（6勝6敗）45―0＊チャージャーズ（3勝9敗）
＊チーフス（11勝1敗）22―16ブロンコス（4勝8敗）

　▼7日
ワシントン（5勝7敗）23―17＊スティーラーズ（11勝1敗）
ビルズ（9勝3敗）34―24＊49ers（5勝7敗）

　▼8日
＊レイブンズ（6勝5敗）―カウボーイズ（3勝5敗）

　＊はホームチーム