早大SO吉村 初の早明戦先発へ「メンタルでは絶対負けない」

[ 2020年12月2日 22:04 ]

ラグビー関東大学対抗戦Aグループ   早大―明大 ( 2020年12月6日    東京・秩父宮ラグビー場 )

6日の明大戦に向けた練習に主力組のSOとして参加した早大の吉村紘(中央)
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 開幕から6戦全勝で、勝つか引き分けで2季ぶり24度目の対抗戦優勝が決まる早大は2日午後、東京都杉並区の自校グラウンドで約2時間の練習を行った。登録メンバー23人は4日に発表される。

 雨天の中で行われた練習は前半にブレークダウンのポイント練習やアタック&ディフェンス、後半はユニット練習を実施。FW勢は湯気を上げながらスクラム練習に取り組んだ。練習を見守った相良南海夫監督は「(早明戦は)ある意味で1回目のピーク。積み上げたことを全て出し切ることに尽きる。8割、9割で勝てる相手じゃない。100%をぶつけたい」と言葉に力を込めた。

 伝統の一戦に向けて人一倍強い覚悟を示したのが、今季10番に定着したSO吉村紘(2年)。「毎試合勝つつもりだが、相手が明治ということもあり、メンタルの部分では絶対に負けたくない。練習の熱量も質も、さらに良くなっている」と話した。練習でもレギュラー組のSOに入り、自身初の早明戦先発が有力視される。

 ルーキーだった昨年度もAチームで1シーズンを過ごしたが、早明戦は後半33分からの出場で、同じく明大と対戦した今年1月の全国大学選手権決勝は後半39分からの出場だった。SOには岸岡智樹(現クボタ)という絶対的な司令塔が君臨し、ついぞ10番を奪い取ることはできなかったが、「“リザーブでいいや”じゃなくて、(10番を奪おうと)頑張った。その結果が成長につながっている」。先月23日の慶大戦では、中盤からハイパントキックを使う戦術を見事に遂行して快勝。明大戦に向けても「常にどうやったら相手にプレッシャーを掛けられるかを考えて、キックも選択したい」と宣戦布告した。

 早大が無事に練習を行ったこの日、リーグ戦1部で全勝首位の東海大は、5日の最終戦出場辞退を発表した。新型コロナウイルスの第3波に見舞われる中で、今年も伝統の一戦が開催されようとしている。No・8丸尾崇真主将(4年)は「最悪の想定として、全く試合がないことも考えていた。関わってくれる方に感謝したい」と語った。

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