プロバスケ 江東フェニックスが東京サンレーヴスとの業務提携発表

[ 2020年12月2日 05:30 ]

業務提携を発表した江東フェニックス(右)と東京サンレーヴスのロゴマーク
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 東京・江東区を本拠地に活動する3人制プロバスケットボールチーム「KOTO PHOENIX.EXE」(以下江東フェニックス)は1日、2021―2022シーズンのB3リーグ復帰を目指す5人制プロバスケットボールチーム「東京サンレーヴス」と業務提携することを発表した。

 江東フェニックスは、同区が開催する数々のイベントに出演し、子供たちのバスケットクリニックを開催するなど、地域密着に力を注いでおり、今月13日から「3×3KOTOリーグ」を開催する予定だ。

 そして、東京サンレーヴスの前身はbjリーグ「東京アパッチ」で、当時は品川区に本社をもっていたが、同区の有明コロシアムを本拠地にしていたこともあり、区内には今も東京アパッチ、そして東京サンレーヴスのファンも少なくないという。

 今回の両チームの業務提携で、選手交流のほか、地域連携を図り、東京の湾岸地区(江東・品川区)に貢献していくという。

 江東フェニックスの大坪孝行代表は「今回の業務提携は大きく分けて両チームの選手交流ならびに地域貢献について双方のメリットが一致したことになります。江東フェニックス、東京サンレーヴスの各選手が両チームに所属することが可能になります。そして、江東区と品川区の東京湾岸エリアを3人制、5人制のバスケットボールで盛り上げることが可能になり、両チームのファンの地域交流の一環になると考えました。また、江東フェニックスは既に5人制クラブチームの活動を開始し、中村友也選手をはじめ、Bリーガーも多数在籍しています。しかし、コロナの影響で所属チームを失ったりする中、選手たちがBリーグに復帰できるよう最大限の支援をすることがバスケットボールチームの意義のひとつであると考え、東京サンレーヴスさんと協議を進めてきました」と、今回の業務提携に至った理由について話した。

 東京サンレーヴスの大栗崇司代表は「チーム存続の危機の時からお声掛けいただいておりましたが、ようやくチームの体制が整い、お受けすることが出来るようになりました。江東フェニックスさんは、これから5人制のバスケットボールでもご活躍されるとのことで既に選手交流は進めさせていただいておりますが、より一層の連携が見込まれます。地域に根ざしたチームとして東京の湾岸地区に貢献していきたいと思います」と、ファンに対して両チームへの応援を呼びかけた。

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2020年12月2日のニュース