貴景勝が独白!来年初場所での角界最高位初挑戦へ「感謝の気持ちを持って完全燃焼したい」

[ 2020年11月23日 07:45 ]

大相撲11月場所千秋楽 ( 2020年11月22日    両国国技館 )

<11月場所千秋楽>優勝力士インタビューに答える貴景勝(撮影・郡司 修) 
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 大関・貴景勝が13勝2敗で並んだ元大関で小結の照ノ富士との優勝決定戦を押し出しで制し、18年九州場所以来2度目の優勝を飾った。大関の制覇は17年初場所の稀勢の里以来で、貴景勝は初めて。一人大関の責任を果たした貴景勝は、来年の初場所(1月10日初日、両国国技館)で初の綱獲りに挑む胸中をスポニチ本紙に独白した。

 15日間、本当に応援ありがとうございました。大関になって初めて優勝することができました。振り返ると、新大関になった昨年夏場所で膝をケガをして、次の名古屋場所は出場もできずに大関から陥落、本当に悔しさが残りました。秋場所では12日目に10勝して「また大関として頑張っていける」と思った直後、今度は千秋楽に胸を痛めました。ここまでケガとの闘いが多かったのですが、人のために頑張ろうという思いが今場所で報われて良かったです。

 ようやく横綱を目指すスタート地点に立つことができました。初場所へ向けて一生懸命に汗を流して、勝っても負けても自分らしい気合の入った相撲を取りたいと思っています。綱獲りは横綱を目指す上で、通らないといけない道です。精神的にもかなりの重圧がかかると思いますが、重圧を味方にして土俵に上がることができればと思います。

 それには感謝が大事だと思っています。なかなか経験できないことをさせてもらっている。自分の置かれている状況は誰もが経験できることではない。そう感じながら戦うことが大事なはずです。ケガを経験したことで土俵に立てるありがたみを知り、周りに支えられていることに改めて感謝しました。ケガを乗り越えるとはそういうことなのかと。だから、2回目の優勝ができたのだと感じています。

 僕は小さい時から体が小さくて昔から期待されていませんでした。それでも、少数派だけれど成功してくれるんじゃないかと、いけるんじゃないかと、そう思ってくれる人に応えようという気持ちで頑張ってきました。初めての綱獲りも初心を忘れることなく感謝の気持ちを持って土俵に上がり完全燃焼したいと思います。(大関・貴景勝)

 ▼伊勢ケ浜審判部長(元横綱・旭富士)貴景勝は責任をしっかり果たした。優勝となれば(来場所は)そういう(綱獲りの)話になる。(来場所は)優勝しなければ(昇進は)駄目でしょう。レベルの低い優勝だと困る。今場所みたいに勝っていけばそういう(横綱昇進の)話になる。

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