鳴り物入りルーキー早大SO伊藤が鮮烈デビュー「もっと大胆に」関東大学ラグビー

[ 2020年11月23日 21:54 ]

ラグビー関東大学対抗戦Aグループ   早大22―11慶大 ( 2020年11月23日    東京・秩父宮ラグビー場 )

<早大・慶大>後半、鋭いステップを見せる早大・伊藤(中央)(撮影・吉田 剛)
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 定期戦としては通算97回目の伝統の一戦は早大が22―11で勝ち、開幕6連勝を飾った。早大は12月6日の明大戦(秩父宮)に勝つか引き分けると2季ぶり24度目の優勝が決まる。定期戦の通算成績は早大の70勝7分け20敗(全国大学選手権を含め78勝8分け21敗)となった。

 早大は鳴り物入りルーキーの伊藤大祐が、後半33分から途中出場で公式戦デビューを果たした。開幕戦前の練習試合で右太腿を肉離れ。回復とリハビリに時間が掛かったが、伝統の一戦で満を持してアカクロジャージーに身を包んだ。

 見せ場はピッチに入って4分後、自陣でキック処理をすると、チャージに来た相手ディフェンスを華麗に交わして加速。敵陣深くまで駆け上がり、9531人が埋めたスタンドを大きくどよめかせた。

 出場時間はロスタイムを含めても10分弱。試合後の会見に臨んだ伊藤は初々しく「早慶戦という伝統の一戦で試合ができて楽しかった」と語る一方、「まだまだ自分のレベルの低さが分かった。点数を付けるなら50点くらい」と厳しく自己評価した。相良南海夫監督は「その週で状態がいい選手(をメンバーに入れる)が大前提。伊藤はインサイドバックスをカバーできるのと、スコアにつながるインパクトがある。苦しいゲームになるのが予想されたので起用した」と起用理由を説明。トライには結びつかなかったが、確かなポテンシャルを見せつけた。

 福岡県出身の伊藤は神奈川・桐蔭学園高3年だった昨年度、主将として選抜大会、7人制大会、花園の「高校3冠」を達成。今年4月に早大に入学したが、コロナ禍で春の公式戦は全て中止。ようやく公式戦デビューを果たし、12月6日の早明戦に向けて「もっと大胆に行けるところは、チャレンジできれば」とどん欲に語った。

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