三浦佳生は猛省の準優勝「完全に自分の実力不足」全日本ジュニア選手権

[ 2020年11月23日 15:47 ]

フィギュアスケート全日本ジュニア選手権最終日 ( 2020年11月23日    青森県八戸市・フラット八戸 )

<全日本ジュニアフィギュアスケート選手権第最終日 男子フリー>演技する2位の三浦佳生
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 男子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)5位から逆転優勝を狙った三浦佳生(15=KOSE新横浜プリンスFSC)はフリートップの136・15点をマーク。合計207・71点で準優勝となったが、「フリーで2つもパンクしてしまったことが悔しい。完全に自分の実力不足です」と自己評価は厳しめだった。

 フリー「ラストサムライ」で4回転2種3本の構成にチャレンジ。冒頭のトーループはコンビネーションをつけ、続くサルコーも出来栄え評価GOEで3・49点の加点を引き出した。「かなりいい方のサルコーだったと思います」と振り返ったが、ジャンプがつぶれるパンクが2度あっただけに「取りこぼしが点数につながらない」と語った。

 来季のシニア転向については「まだ決まっていない」と語るが、4回転ジャンプを武器に「早くシニアに上がりたい」とも明かす。今大会は自らの現在地を知る絶好の機会だっただけに「てっぺん狙っていたので悔しい。ここで優勝しないとダメだなと。凄い悔しい」と猛省した。

 27日開幕のGPシリーズNHK杯(大阪)にもエントリーしており、「NHK杯でリベンジします。シニアの人たちがたくさん出る。自分も負けない気持ちで頑張っていきたい」と闘志をかき立てていた。

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2020年11月23日のニュース