横審 白鵬、鶴竜に2番目に重い「注意」決議「来場所には覚悟を決めて備えて」

[ 2020年11月23日 18:24 ]

横綱・白鵬(右)と鶴竜
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 大相撲の諮問機関、横綱審議委員会(横審)の定例会合が23日、東京都墨田区の両国国技館で行われ、白鵬、鶴竜の2横綱に異例の「注意」を決議した。会合後、リモート会見に臨んだ矢野弘典委員長(産業雇用安定センター会長)は「内規に従って両者に対して注意の措置を取る」と説明した。

 横審は成績不振の横綱に対して、「激励」「注意」「引退勧告」という3段階の勧告がある中、今回は2番目に重い決議。矢野委員長は「休場が多いので注意を与えて奮起を促す。来場所には覚悟を決めて備えていただきたい」とした。

 白鵬と鶴竜は今年6場所でともに4場所休場(2場所全休)して、秋場所から2場所連続で全休した。休場が続くことに対して、秋場所後の横審定例会合で厳しい意見が出ていたが、残念ながら11月場所も休場した。

 元横綱・稀勢の里は17年夏場所から8場所連続休場して「激励」の決議が下されている。

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