“忍者レスラー”太田、総合格闘技転向も ALSOK退社「自分自身のチャレンジとして」

[ 2020年9月29日 05:30 ]

太田忍
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 ALSOKは28日、16年リオデジャネイロ五輪のレスリング男子グレコローマンスタイル59キロ級銀メダリストの太田忍(26)が、一身上の都合により30日付で退社すると発表した。関係者によると、総合格闘家に転向する可能性がある。

 太田は同社を通じ「退社の決断は自分自身のチャレンジとして、新しい気持ちでレスリングに臨むために決断しました。引き続き、日々レスリングに精進してまいります」とコメント。同社は「本人の気持ちを大切にして、円満に退社されることになりました」と説明した。

 太田は昨年、主戦場の60キロ級で文田健一郎(24=ミキハウス)との国内代表争いに敗れた。67キロ級での五輪代表を目指したが、選考を兼ねた12月の全日本選手権で敗戦。五輪への道が断たれていた。以前から総合格闘技に興味を示し、RIZIN観戦や練習に取り組む姿をSNSなどで発信している。素早い身のこなしから「忍者レスラー」と呼ばれた男が、プロ格闘家としてデビューする日は近いかもしれない。

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2020年9月29日のニュース