錦織、1回戦は激闘3時間49分 右肘「少し痛む」 2回戦を見据え「しっかり休みたい」

[ 2020年9月29日 05:30 ]

テニス全仏オープン第1日 男子シングルス1回戦 ( 2020年9月27日    パリ・ローランギャロス )

男子シングルス1回戦でダニエル・エバンズに勝利した錦織圭(ゲッティ=共同)
Photo By ゲッティ=共同

 男子シングルス1回戦で世界ランキング35位の錦織圭(30=日清食品)は同34位で第32シードのダニエル・エバンズ(30=英国)に1―6、6―1、7―6、1―6、6―4で競り勝った。右肘手術などを経て、今月上旬に約1年ぶりに公式戦に復帰。昨年の全米オープン以来の4大大会で6年連続で初戦を突破した。

 3時間49分の激戦を制し、4大大会では396日ぶりの白星を挙げた錦織は「終わり方だけは良かった」と自嘲気味に振り返った。昨年10月に手術を受けた右肘の状態は「寒いと少し痛む」と説明。外出を制限されたホテル生活では機内食のような食事が冷えた状態で出た日もあり「ちょっときつかった」と苦笑いした。

 コロナ禍で例年と環境が激変する中で6年連続の初戦突破。「いつもとは違うローランギャロス。大変な試合だったので、しっかり休みたい」と2回戦を見据えた。

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