サンダーが3勝3敗　ロケッツを接戦で下して最終戦決着へ　選手会長のポールが28得点

奮闘したサンダーのポール（AP）
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　NBAのプレーオフ西地区1回戦は31日にフロリダ州オーランドで4位ロケッツ対5位サンダーの第6戦を行い、大接戦の末にサンダーが104―100（前半48―51）で競り勝って3勝3敗。3位ナゲッツ対6位ジャズ戦同様に勝負は最終第7戦に持ち込まれた。

　サンダーは第4Qの2分27秒に一時8点をリードしたが、ここからロケッツの反撃を止められず、7分41秒には6点を追う展開となっていた。しかし粘り強く攻め立てて、100―100で迎えた残り13・1秒、この日28得点を挙げた選手会会長のクリス・ポール（35）がロバート・コビントン（29）の反則を誘い、フリースローを2本決めて勝ち越し。そのまま逃げ切って貴重な白星をものにした。

　ロケッツのジェームズ・ハーデン（31）は32得点をマーク。太腿の故障から復帰して2戦目のラッセル・ウエストブルック（31）は17得点を稼いだものの、2点差を追っていた残り7・6秒には痛恨のパスミスで同点機を逃した。ウエストブルックのターンオーバーは7回。これがサンダーに勝機を与える結果につながった。

　東地区はすでに準決勝シリーズが始まっているが、西地区は1回戦が終了しておらず混戦模様。第1シードのレイカーズ、第2シードのクリッパーズはまだ準決勝の相手が決まっていない。