大坂、土居との日本人対決制し1回戦突破 フルセット勝ちで5年連続の2回戦進出

[ 2020年9月1日 12:53 ]

全米オープン女子シングルス1回戦 ( 2020年8月31日    ニューヨーク )

全米オープン女子シングルス1回戦で土居美咲と対戦した大坂なおみ(AP)
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 テニスの全米オープンは8月31日(日本時間9月1日)、女子シングルス1回戦が行われ、世界ランキング9位で第4シードの大坂なおみ(22=日清食品)が同81位の土居美咲(29=ミキハウス)と対戦。6―2、5―7、6―2のフルセット勝ちで日本人対決を制し、5年連続の2回戦進出を決めた。

 前哨戦のウエスタン・アンド・サザン・オープン決勝を左太腿裏のケガで棄権した大坂。負傷の影響が心配されたが、第1セット第3ゲームで先にブレーク。第7ゲームでもブレークを奪って第1セットを先取した。

 第2セットはミスが目立ち、土居に3ゲーム連取を許す苦しい展開に。第9ゲームでブレークバックに成功したが、第12ゲームでブレークを奪われ5―7でこのセットを落とした。

 第3セットは第1ゲームでいきなりブレーク。第7ゲームでもブレークを奪って優位に試合を進め、フルセットの激闘に終止符を打った。

 大坂はここぞの場面で力を発揮し、5年連続の初戦突破。土居は積極的な試合運びで善戦したが、15年以来となる1回戦突破はならなかった。

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