照ノ富士「予想より上がっちゃった」幕尻から東前頭筆頭、大関復帰も視野に

[ 2020年9月1日 05:30 ]

伊勢ケ浜部屋の前で写真に納まる先場所優勝の照ノ富士
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 日本相撲協会は31日、大相撲秋場所(13日初日、両国国技館)の新番付を発表した。

 7月場所で5年ぶり2度目の優勝を果たした元大関の照ノ富士(28=伊勢ケ浜部屋)は幕尻から東前頭筆頭まで番付を上げた。伊勢ケ浜部屋でのオンライン会見で「予想より上がっちゃった。その分、頑張らないといけない」と意欲を示した。

 三役復帰が目前で、大関も視野に入る。「特に戻りたい、上がりたいという意識はない。一日一日集中してやるだけ。そのあとに結果がついてくればいい」と捉えているが、好成績を残せば自然と元の地位が近づいてくる。平成以降の平幕優勝11人で翌場所2桁勝利は2人。それ以前では、照ノ富士と同じく大関からの陥落後に平幕優勝した魁傑が翌場所11勝で大関2度目の昇進の足掛かりとした。「まずは勝ち越し。そこから2桁、その上っていうのはある」。目標の勝ち星の先に、魁傑の道が開けてくる。

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