渋野日向子　全英公式会見でもしぶこ節「私専用の駐車場があった。来年はレンタカーで来ようって」

渋野日向子
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　20日に開幕する女子ゴルフの海外メジャー初戦、AIG全英女子オープン（英国・ロイヤルトルーンGC）で大会連覇を目指す渋野日向子（21＝サントリー）が18日、リモートによる公式会見に臨んだ。

　17日に18ホールを回った渋野は「思ったよりも風も吹いてなかったし、雨も最近降っていたのかグリーンの感じもちょっと柔らかいのなと。若干回りやすい印象は持ちました。気をつけなきゃいけないとことはフェアウェーバンカーに入れないことかな」と印象を口にした。

　昨年の大会では日本人選手として42年ぶりのメジャー制覇。しかも海外初戦での快挙達成で世界をあっと言わせた。会見でも現地メディアから多くの質問が飛び「本当に1週間で芸能人なったような感じでした。（帰国の空港では）たくさんの人に出迎えられて、本当に鳥肌が立ちました」と当時を振り返った。

　前哨戦のスコットランド・オープンは予選落ち。週末は「土曜日（15日）は練習して。主にショットメインですかね。ハーフショットで、いい動きする。ちょっと押さえのショットでいい動きをする練習をしたり。アプローチもパターもやってました」と修正に充てた。

　ディフェンディングチャンピオンとして迎える大会。会場のいたるところに自身の写真があるなど注目度は高いが「私専用の駐車場があった。あー、来年はレンタカーで来ようってすごい思いました」としぶこ節で笑わせる場面もあった。

　開幕まであと2日。練習ラウンドではキーポイントに挙げるフェアウェーバンカー対策などを行い難コースに備える。「本当に一生に一度あるなないかだと思っているので、本当に感慨深いというか。どんなときでも一瞬たりとも無駄にしない時間をすごしたいというか。いろいろかみしめて、この1週間は生きていきたい」と話した。