女子セブンズ代表“ノー密徹底合宿”に堤「ちょっと悲しい」

[ 2020年8月18日 22:50 ]

熊谷での合宿のようすなどを語る堤ほの花

 埼玉県熊谷市で合宿を行っている7人制ラグビー女子日本代表の堤ほの花(23)が18日、オンライン取材に応じ、「ラグビーをできることがうれしくてしょうがない。ずっとラグビーをできていない状況からスタートしたので、体を一から慣らしている」などと語った。

 女子代表は今月初旬からコロナ禍での合宿を再開。練習は基本スキルや走り込みなどが中心で、コンタクト練習は実施していないという。新型コロナウイルスの感染予防のため、チームを2グループに分けて練習し、宿舎でも昼食は個室で、夕食は各選手が別方向を向いてとり、極力会話も避けているという。さらにはミーティングもオンラインで実施。感染予防を徹底してしゃく熱の熊谷で汗を流すが、「ちょっと悲しい。合宿ぽくない合宿」と本音も漏らした。

 今年3月に卒業し、現在も選手として籍を置く日体大では柔道部やレスリング部でクラスターが発生。大学では先週からコンタクト練習を再開した矢先、キャンパスへの入構が禁止となったことも明かし「厳しく(感染予防をして)練習をやっている。コンタクト競技はどうしても密になる。そういうところはしっかり行っていきたい」と自分に言い聞かせるように話した。

続きを表示

2020年8月18日のニュース