錦織、コロナ感染で全米ピンチ 軽症も「周囲の安全のため自主隔離」

[ 2020年8月18日 05:30 ]

テニスの錦織圭
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 男子テニス世界ランキング31位の錦織圭(30=日清食品)が16日、自身の公式アプリで新型コロナウイルスに感染したことを公表した。昨年10月に右肘を手術。男子ツアーの再開初戦のウエスタン・アンド・サザン・オープン(22日開幕)で約1年ぶりの復帰を予定していたが、欠場する。会場のニューヨーク入りを予定していた17日の前日に自身の公式アプリで「残念なニュースがあります。今朝、新型コロナウイルスの検査で陽性だった。症状は軽いが、周囲の安全のため、自主隔離します」と説明した。

 錦織の住む米フロリダ州は、新型コロナの感染者が55万人を超え米国内でも感染拡大が目立つ地域。リスクと隣り合わせの状況が続いていた。男子テニスでは6月に非公式の慈善大会を開催した世界ランキング1位のジョコビッチ(セルビア)が感染。その大会に参加した世界19位のディミトロフ(ブルガリア)らの感染が相次いで判明していた。

 同じニューヨークの会場で開催される全米オープン(31日開幕)の出場可否は21日の再検査の結果次第だが、復帰プランの変更を余儀なくされた。

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2020年8月18日のニュース