バックスが2季連続で東地区の第1シード 西地区「最後の枠」争いは激化

[ 2020年8月7日 12:50 ]

ヒート戦で33得点を挙げたバックスのG・アデトクンボ(AP)
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 再開8日目を迎えたNBAは6日、フロリダ州オーランドで「シーディング・ゲーム」の6試合を行い、東地区1位のバックスはともに33得点を挙げたヤニス・アデトクンボ(25)とクリス・ミドルトン(28)の活躍で4位ヒートを130―116(前半56―73)を振り切って55勝14敗。第2Qの途中で最大23点差をつけられたが、第4Qを38―18と圧倒し、4試合を残して2季連続の東地区第1シードを決めた。

 サンズは114―99(前半52―48)でペリカンズに快勝して30勝39敗。オーランド入りしてからは4戦全勝で、再開前の西地区全体13位から10位にまで浮上した。

 西地区全体9位のトレイルブレイザーズは3位ナゲッツを125―115(前半62―49)で退けて32勝38敗。デイミアン・リラード(30)が3点シュートを18本中11本成功させて45得点をたたき出し、残り4試合となった段階で8位グリズリーズに0・5ゲーム差に詰め寄ってきた。

 なお東地区全体9位のウィザーズは7日(日本時間8日午前9時)、この日サンズに敗れたペリカンズと対戦。その3時間前に7位ネッツ、1時間半前に8位マジックの試合が始まり、この2チームがともに勝ってしまうと、ペリカンズ戦の結果にかかわらずプレーオフ進出の可能性が完全に消滅する。

 <7日の結果>
*キングス(29勝39敗)140―125ペリカンズ(29勝39敗)
*サンズ(30勝39敗)114―99ペイサーズ(42勝27敗)
*バックス(55勝14敗)130―116ヒート(43勝26敗)
クリッパーズ(46勝22敗)126―111*マーベリクス(41勝30敗)
トレイルブレイザーズ(32勝38敗)125―115*ナゲッツ(45勝24敗)
*ロケッツ(43勝25敗)113―97レイカーズ(51勝17敗)

 *はホーム扱い

 <東地区8位マジックとのゲーム差>
 ▼10位ウィザーズ=7・5(4)

 <西地区8位グリズリーズとのゲーム差>
 ▼9位トレイルブレイザーズ=0・5(4)
 ▼10位サンズ=2(4)
 ▼11位スパーズ=2(4)
 ▼12位キングス=2・5(4)
 ▼13位ペリカンズ=2・5(4)

 *シーディング・ゲーム(各チーム8試合)終了時点で再開シーズン参加チームの中で9位のチームが8位に4ゲーム差以内ならば2試合制の決着シリーズ(プレー・イン・トーナメント)に突入。9位相当のチームが2勝すればプレーオフへ。カッコ内の数字は残り試合数。

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