休場の阿炎、コロナ抗原検査は陰性 会食は接待を伴う飲食店

[ 2020年7月26日 17:29 ]

阿炎
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 日本相撲協会の芝田山広報部長(元横綱・大乃国)は26日、数人の客と会食していたことが判明し、新型コロナウイルス感染の可能性を考慮して7月場所7日目から休場した幕内・阿炎が25日に受けた抗原検査で陰性だったと明らかにした。

 芝田山部長によると、阿炎は「夜の店」とされる接待を伴う飲食店に行ったという。

 26日にNHKのテレビ解説だった錣山親方が阿炎について「数人のお客さまと会食に出たため、大事を取って本日より休場させます」と説明。こういう時期に軽はずみな行動をしてしまった。申し訳ありません」と謝罪した。

 日本相撲協会は7月場所を開催するにあたり32ページに及ぶ「新型コロナウイルス感染症対応ガイドライン」を制定。13日に発表した。その中に「不要不急の外出を自粛する」と明記されている。錣山親方が阿炎の会食の事実を知ったのは25日の午後2時ごろ。ガイドラインに反する行為を取った弟子に対し、自らの判断で即座に休場させることを決めた。阿炎は13年夏場所の初土俵から初めての休場となった。

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2020年7月26日のニュース