奥原希望 小学生へエール「やった分だけ結果は出る」、生配信で“軽快ラリー”

[ 2020年7月26日 19:47 ]

YouTube生配信で小学生からの質問に答える奥原
Photo By 提供写真

 バドミントン女子シングルス世界ランク4位で16年リオデジャネイロ五輪銅メダリストの奥原希望(25=太陽ホールディングス)が26日、ブランドアンバサダーを務めるミズノ社のラケットスポーツ公式YouTubeでオンラインファンイベントを行った。

 「のんちゃんに聞いてみよう!」と題したイベントで、抽選で当たった小学生10人の質問に答えた。シングルスにおける素振り、フットワークの重要性や、試合中のメンタルの持ち方などを熱弁。勝ったことがないライバルに勝つ方法を問われると「バドミントンは相手と自分がいる。考えさせられた方が負け。相手が考える展開になれば優位に立てる」とアドバイスを送った。

 中高一貫の強豪校への進学について悩む児童には「やるのは自分。自分の選択を、その後の行動で正解にすればいいと思う」ときっぱり回答。ほかにもラケットを選ぶ方法や、自身が小学生時代に兄と自宅で行ったヘアピン練習中に怒られていたエピソードなども明かしていた。

 新型コロナウイルスで多くの大会が中止となっているが、多くの児童が練習を再開。「日々の成長が大事。やった分だけ、絶対結果は出る」「試合がなくて刺激のない毎日かもしれない。でも、その過ごし方で1、2カ月先は大きく変わってくる。毎日を目的を持って頑張ってほしい」などと熱いエールを送った。

 バドミントン日本代表は8月1日からの合宿が中止となり、9月に再開されるワールドツアーも先行きは不透明。1年延期となった東京五輪出場を確実にしている奥原は「(3月に行われた中断前)最後の全英オープンよりもいいパフォーマンスをお見せできるように、毎日の練習を頑張りたい」と話し、イベントを通して刺激を受けた様子だった。

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2020年7月26日のニュース