朝乃山7連勝 近大先輩・宝富士撃破に手応え

[ 2020年7月26日 05:30 ]

大相撲7月場所7日目 ( 2020年7月25日    両国国技館 )

<7月場所7日目>宝富士(右)を寄り切りで下す朝乃山(撮影・沢田 明徳)
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 新大関の朝乃山が初日からの連勝を7に伸ばした。母校・近大の先輩、宝富士戦は低い姿勢から出て一度は回り込まれたが、得意とは逆の左四つでも構わず寄り切った。「いなされても足がついていった。相手を見ながら攻められました」と手応え。新大関の初日からの7連勝は11年九州場所での琴奨菊以来。また、17年秋場所での新入幕後、1場所での7連勝も自己最長となったが「そういうのは何も考えない。一日一番、相撲を取りきる」と前だけを向いた。

 母校は14日、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、休止してきた活動を3カ月ぶりに再開した。恩師・伊東勝人監督が1月、55歳で急逝。OBの阿部智志氏が新監督に就いた。「コロナの影響で学生の大会が中止になっている。諦めずに前へ進んでいってほしい」と東京の土俵からエールを送った。

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