新谷仁美、コロナで揺れる東京五輪に持論「国民の皆さんが反対なら、する必要はない」

[ 2020年7月24日 05:30 ]

陸上・東京選手権第1日 ( 2020年7月23日    駒沢陸上競技場 )

女子1500メートル予選 1組1着で決勝に進んだ新谷仁美(手前)
Photo By 共同

 女子1500メートル予選はハーフマラソン日本記録保持者の新谷仁美(32=積水化学)が4分21秒95で決勝に進出した。

 5000メートル、1万メートルの2種目で東京五輪参加標準記録を突破している新谷は「コロナに打ち勝つようなパフォーマンスを見せていけたらと思う」と東京五輪への思いを語った。一方で新型コロナウイルス感染拡大の影響で五輪の再延期や開催中止を求める声があることについて「(五輪は)選手だけでやる大会ではない。国民の皆さんが反対するのであれば、私は五輪をする必要はないと思う」と持論を展開。「選手の気持ちよりも全国民がやりたい、応援に行きたい、とならないと(五輪は)成り立たない」と話した。

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2020年7月24日のニュース