NBAの表彰部門は再開前に投票を終了　個人記録部門は継続

2季連続のシーズンMVPが有力となっているバックスのG・アデトクンボ（AP）
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　NBAは17日、全30チームに対して「シーズンMVP」「新人王」「最優秀ディフェンス賞」といった表彰部門の投票を、30日に始まる再開シーズンの前に終了すると通達。フロリダ州オーランドでの再開シーズンに参加できなかった8チームとの公平性を保つための措置で、これによりシーズンMVPはリーグ全体首位で「オーランド・バブル」と呼ばれる再開シーズンに参加するバックスの大黒柱、ヤニス・アデトクンボ（25）の2年連続受賞が確実となった。

　アデトクンボは今季57試合に出場して29・6得点、13・7リバウンドでどちらもリーグ3位。バックスはここまで53勝12敗という好成績を収めている。

　なお「得点王」「リバウンド王」「アシスト王」といった記録で決まる個人タイトル争いは、再開後も継続。リバウンド部門1位（15・2）のアンドレ・ドラモンド（26＝ピストンズ→キャバリアーズ）は再開シーズンに出場しないため、3季連続4度目のタイトル獲得はプレーをせずに待つことになった。

　＜個人記録の主要部門上位＞

　▼得点＝（1）ハーデン（ロケッツ）34・4、（2）＊ビール（ウィザーズ）30・5、（3）G・アデトクンボ（バックス）29・6、（3）＊T・ヤング（ホークス）29・6、（5）リラード（トレイルブレイザーズ）28・9

　▼リバウンド＝（1）＊ドラモンド（キャバリアーズ）15・2、（2）ホワイトサイド（トレイルブレイザーズ）14・2、（3）G・アデトクンボ（バックス）13・7、（3）ゴベア（ジャズ）13・7、（5）サボニス（ペイサーズ）12・4

　▼アシスト＝（1）ジェームズ（レイカーズ）10・6、（2）＊T・ヤング（ホークス）9・3、（3）ルビオ（サンズ）8・9、（4）ドンチッチ（マーベリクス）8・7、（5）シモンズ（76ers）8・2

　＊は再開シーズン不出場