フェンシング代表が新様式合宿 防具マスクにフェースシールド

[ 2020年7月3日 05:30 ]

マスクの内側に着用する透明のフェイスシールドを見せる徳南
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 フェンシング男女サーブル日本代表の合宿が2日、静岡県沼津市で始まった。新型コロナウイルスによる緊急事態宣言の解除後、五輪競技としては個人以外で代表レベルの合宿をメディアに公開したのは初。選手は約2週間前から実戦形式の練習を再開したが、新様式で汗を流している。

 防具のマスクの形に合うように、協会スタッフがフェースシールドを手作りして選手に配布した。飛沫(ひまつ)が拡散しないようマスクの内側につけて練習し、16年リオデジャネイロ五輪代表の徳南堅太(32=デロイト・トーマツ・コンサルティング)は、「息苦しい。短い時間なら我慢できるけど、長い時間だと厳しい」と苦笑い。9月の全日本選手権でも、フェースシールドを着用して試合を行う可能性がある。

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2020年7月3日のニュース