テニス五輪出場資格は21年6月に決定　世界ランク上位56選手

　国際テニス連盟は9日、来夏に延期となった東京五輪・パラリンピックの出場資格について、21年6月7日付の世界ランキングに基づいて決定すると発表した。

　シングルス出場権は世界ランキングの上位56選手（1カ国・地域から最大4人）に与えられるなど当初の条件から変更はなく、決定時期を1年遅らせただけとなる。車いすテニスについては18年アジアパラ大会のシングルス優勝者に与えられた資格は維持され、男子の国枝慎吾（ユニクロ）と女子の上地結衣（三井住友銀行）の出場権は守られた。