フェデラーが今季いっぱいの欠場表明 右膝の再手術で復帰は来季

[ 2020年6月10日 16:50 ]

右膝の故障で今季の出場を断念したフェデラー(AP)
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 男子テニスの四大大会(グランドスラム)で歴代最多の20勝を挙げているロジャー・フェデラー(38=スイス)が10日、右膝の内視鏡手術を受けた影響で、今季の大会には出場しないと発表した。

 フェデラーは2月に右膝の内視鏡手術を受けていたが、状態が思わしくなく数週間前に再手術を受けたことを公表。「リハビリの最中に痛めてしまい、もう一度、右膝の手術を受けざるをえなくなった。100%の状態で最高レベルでプレーするには時間が必要。2021年シーズンのツアーでみんなに会える日を楽しみにしている」とツイッターに投稿したもので、今季中の開催を予定している全米オープンや全仏オープンは欠場し、体調を整えた上で来季でのツアー復帰に集中する姿勢を示した。

 フェデラーはウィンブルドンで8勝、全豪で6勝、全米で5勝、全仏で1勝を挙げ、四大大会では歴代1位の通算20勝。2位のラファエル・ナダル(34=スペイン)が通算19勝(全仏12勝、全米4勝、ウィンブルドン2勝、全豪1勝)でフェデラーを追っている。

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