Vのパク・ヒョンキョン 手袋して優勝カップ掲げる、抱擁には苦笑い 韓国女子プロ選手権最終R

[ 2020年5月17日 20:54 ]

感染防止のためビニール製の手袋をはめて優勝カップを掲げるパク・ヒョンキョン(KLPGA提供)
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 コロナウイルスの感染拡大のより休止状態にあるプロゴルフ界の中で、世界に先駆けて活動再開した韓国女子ゴルフツアーの韓国女子プロ選手権(賞金総額30億ウォン=約2億7000万円)は17日、楊州市のレークウッドCC(6540ヤード、パー72)で最終ラウンドを行った。

 「コロナ克服」をスローガンに韓国ゴルフ界を挙げて開催した韓国メジャー。ペ・ソンウと同じ首位に3打差の2位からスタートしたプロ3年目のパク・ヒョンキョン(20)が6バーディー、1ボギーの67とスコアを伸ばし、通算17アンダーで涙の韓国ツアー初優勝を飾った。通算16アンダーで2位となった林希貞(イム・ヒジョン=19)はパク・ヒョンキョンと同じ2000年生まれ。昨年、韓国ツアーで3勝を挙げるなど世界ランク24位で世界の“ミレニアム世代”のトップを走る同世代のライバルに競り勝った。

 「待ち望んでいた瞬間がやっと自分にも巡ってきました。ファンの方からたくさんの応援メッセージをいただいてそれを力にあまり重圧を感じることなくプレーできました」

 30センチのウイニングパットを沈めると、キャディーが歓喜の抱擁を求めてきたが、ソーシャルディスタンスを保つという大会の方針もあって本人は苦笑い。試合後の記念撮影でも感染防止のためビニール製の手袋をはめて優勝カップを掲げるなど、厳戒態勢下ならではの優勝シーンとなった。

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