Bリーグ 大河チェアマン退任へ…任期は21年までも若手に“かじ取り役”託す

[ 2020年5月17日 05:30 ]

Bリーグの大河正明チェアマン
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 Bリーグの大河正明チェアマン(61)が退任する意向を固めたことが16日、関係者への取材で分かった。昨年から3期目に入り、任期は21年までだった。現在、後任の人選も進めている。関係者によると大河氏はさらなる発展のため、若手にかじ取り役の座を譲ることを以前から検討していた。

 京大出身の大河チェアマンは三菱銀行(現三菱UFJ銀行)を経てサッカーのJリーグで常務理事などを務めた。川淵三郎氏に手腕を買われ、日本バスケットボール界の改革に着手。長年にわたり分裂状態だった国内2リーグを統合したBリーグの誕生に尽力した。

 15年にチェアマンに就くと地域密着を掲げて人気向上につなげた。リーグ誕生10年となる26年をめどに新アリーナ建設などを目指す「BEYOND 2020」構想を打ち出し、リーグ運営を軌道に乗せていた。

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2020年5月17日のニュース