女子ゴルフ　コロナ規定に3つの変更点　会費も免除方針

　日本女子プロゴルフ協会（JLPGA）は1日、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて制定した「新型コロナウイルス感染対策特別規定」の内容を変更することを発表した。

　変更内容は主に3点。1つ目は今季はリランキングを実施しないこと。シーズン途中に獲得賞金額で出場優先順位を再決定するリランキングだが、大会中止が続き十分な大会数を確保できないための措置。2つ目は感染症の影響によって日本に渡航できないシード選手をトーナメント特別保証の対象とし、欠場した分の出場試合数を保証する。3つ目は37・5度以上の発熱があった場合は指定練習日であっても本戦に出場できなくなることおよび、体調検査対象者に帯同キャディーなどを含める点だ。

　関係者によると、JLPGAは今年度の会費を免除する方向で調整しており、理事報酬の一部の自主返納も決めたもよう。今季ツアーは現在、3月の第1戦から中止が続いている。今後も状況に応じて、対応策を検討する方針だ。