NFLドラフトが歴代最多の視聴者数を記録 新型コロナの影響による巣ごもり需要?

[ 2020年4月27日 10:16 ]

23日に行われたNFLドラフト1巡目の指名を告げるスクリーン(AP)
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 23日から25日にかけて行われたNFLドラフトの平均視聴者数が840万人を記録。AP通信によれば昨年の620万人を大幅に上回った。

 今年のドラフトはネバダ州ラスベガスで開催される予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大に伴って会場を設定しない「遠隔ドラフト」に変更。スポーツ専門局のESPNなどの各局では指名候補に挙がっていた85人の選手、さらに32チームの監督やGMの自宅などに600台のカメラを持ち込んでドラフトの模様を伝えた。

 これが外出できない人たちへの「巣ごもり需要」を喚起。息子2人とともに喜んだり、愛犬と一緒に画面に登場する監督たちのいつもは見られない“日常”が人気を呼んで視聴者数が増加したと見られている。

 ESPNとNFLネットワークによる放送の視聴者数は1巡目指名のみの23日が前年比37%増、2~3巡目の24日が40%増、本来なら盛り上がりを欠く4~7巡目の指名だった最終日の25日でも32%アップした。

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