東京五輪1年延期で組織委に新たな重責 聖火保管場所は「極秘」火を絶やさぬよう複数ランタン用意

[ 2020年4月12日 05:30 ]

東京五輪の聖火がともるランタン
Photo By 共同

 東京五輪の1年延期で対応に追われる大会組織委員会が、聖火を日本で1年間保管する新たな重責も担うことに11日決まった。緊急事態宣言を受けて福島・Jヴィレッジでの一般公開が7日で打ち切りとなった聖火について、組織委は保安上の理由から保管場所は非公表とする方針を表明済み。武藤敏郎事務総長も10日の取材対応で「組織委の管理下にあるが、どこにあるかはコメントを差し控える」と話すにとどめ、大会関係者も「極秘」と神経をとがらせている。

 東京五輪の聖火は3月12日にギリシャで採火され、20日に日本に到着。24日に大会延期が決まり、26日にJヴィレッジをスタート予定だった聖火リレーも延期となった。今月2日からは高さ約30センチ、重さ約1・8キロのピンクゴールドの特製ランタンに入れられて展示されていた。組織委は今後の保管方法も非公表としているが、関係者によると複数のランタンを用意し、灯油を入れ替えて火を絶やさないように来年3月の聖火リレーを待つという。五輪のシンボルである聖火は、国際オリンピック委員会(IOC)の指針で大会閉幕まで燃え続けなければならないと定められている。

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