全日本柔道連盟 専務理事の新型コロナ感染を発表

[ 2020年4月12日 14:18 ]

 全日本柔道連盟は12日、同連盟の専務理事を務める中里壮也氏が新型コロナウイルスに感染していることが判明したと発表した。

 同連盟は公式サイトで「本連盟専務理事の中里壮也が新型コロナウイルスに感染していることが判明致しました」と公表した。5日に発熱の症状が表れ、8日にPCR検査を行い、12日に陽性反応であることが確認されたという。

 今後について「引き続き不要不急の外出自粛を徹底する等、新型コロナウイルスの感染拡大防止に努めてまいります」とし、「皆様方には多大なご迷惑をお掛けしますことをお詫び申し上げます」と謝罪した。

 同連盟においては、今月5日に東京都文京区の講道館にある事務局に勤務する職員1人の新型コロナウイルス感染を発表。7日には事務局に勤める男性1人、女性1人の職員計2人が陽性反応を示したと伝えた。その後も感染者が判明し、11日までに計8人。厚生労働省は「1カ所で5人以上のつながりのある感染者が出たケース」をクラスター(感染者集団)と定義しており、中央競技団体では初のクラスター認定される最悪の事態となっていた。

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2020年4月12日のニュース